サロンにお電話がありました。「カタログを送ってほしい」
住所を伺うと、電車で30分ほどの街にある病院なので、「カタログだけじゃなく、ドレスを何枚か持っていきます。」というと、指定されたのが緩和ケア病棟でした。
癌で余命宣告をされて、すでに積極的な治療をせずに穏やかに過ごされているとの事。
ガラガラと大きなスーツケースと共に伺いました。
私と同世代の女性で、病院で出会わなければご病気とわからない状態の美しい方でした。
病棟の看護師さんも集まって、「私が着せるって、取り合いになるね。素敵なお支度が出来ますね」と、フランクに明るく話しています。
私が次々に広げるドレスを撫でながら、「主人と息子だけだから、きっとこんなことは思いつかないの。最期に綺麗なドレスを着て、病気でやつれて逝ったのじゃなくて、きれいな人だったねと、思ってほしい。」と、ドレスを選ばれました。
「光の庭」のドレスのことをどのように知ったのか伺うと、手帳に挟まった新聞の切り抜きを見せてくれました。
新聞の切り抜きは結構たくさんあり、かねてから情報を集め、ドレス以外にも準備をされているそうです。
残していく家族を想って準備されている「身じまい」の事を、ゆっくりと話してくださいます。
イロイロな事を乗り越えてのことだとは思いますが、美しい方だと思いました。
ご本人様から許可を得て掲載させていただいたエピソードです。
和ろうそくの原料は すべて自然由来です。
日本の材料を使い、すべて手作業で慈しまれて作られた和ろうそく。
大切な人におくるなら、人のぬくもりが感じられるものがいいと思うのです。
高澤ろうそくの「等伯」は 福岡県筑後で採れた櫨(はぜ)から作られています。
ウルシ科の櫨は、日本固有の植物で、櫨の実から採れるロウはジャパンワックスと呼ばれています。
沖縄から九州に渡り 品種改良されましたが、年々撮れる量も減ってきています。
櫨の採取から、ロウを取り、和ろうそくをつくる、すべての作業がひとつひとつ職人の手作業です。
この和ろうそくは 次の世代の為に作られた、「灯すためのろうそく」
和紙とイ草から作る芯は、しっかりとロウを吸い上げ、大きく揺らぐ炎をつくります。
「等伯」は、七尾が生んだ安土桃山時代の画家 長谷川等伯の名前です。
狩野派と並び 2大流派となった長谷川派の長として活躍しました。
千利休と交流があり、たくさんの水墨画を描いています。七尾の海岸沿いの松林を描いたと言われれる国宝「松林図屏風」もその一つです。
「和ろうそく」って、どんなろうそく?
この問いかけに 頭に浮かぶイメージは、時代劇の中のロウソクのイメージ。
お座敷の中のすくっと伸びた肩くらいの高さの燭台に、ドスンとした太いロウソクが燃えている。
もしくは、手に燭台を持ち、シンプルなロウソクが燃えていて、真っ暗な廊下を歩いているイメージ。
いずれも、生活の中の照明としての 働くロウソクですね。
そして電気が照明として使われるようになり、安価な石油が原料の洋ロウソクが主流になります。
和ろうそくは 仏壇や神社仏閣に寄り添い、花の代わりに絵を描いたロウソクなどが生まれていました。
そして今、ロウソクの大きな役目に「癒し」があります。
和ろうそくの力強い炎の揺らめきには、焚き火や暖炉の炎が持つ、大きな癒しの効果があります。
それは、ゆらゆら揺れる炎に宿る癒しの効果、1/fゆらぎです。
洋ロウソクの炎より、大きく力強く揺らめく和ろうそくは、より、「炎の癒し効果」が高まります。
和ろうそくを 美しい造形でつくりあげた 高澤ロウソクの「ななお」シリーズ。
現代の生活の中で、すてきなインテリアとしても、存在します。
大きく揺らぐ炎と造形の美しさから、海外でも人気の「ななお」シリーズです。
お別れの会のおくり物や、返礼品。
また、訃報が届いた時のお気持ちとしてお送りいただけます。
エピローグサロン「光の庭」通信販売 ろうそく
/shop/products/list.php?category_id=55
エピローグサロン「光の庭」の通信販売では、ドレスのほかに、「光の庭」がセレクトしたお品物を販売いたします。
まずは 第一弾。「和ろうそく」
明治25年創業の 高澤ろうそくは 石川県七尾市にございます。
この高澤ろうそくの作り出す「和ろうそく」は、伝統の技術と現在のデザイン力が作り出す、新しいキャンドルです。
今回、ご紹介するのは、「菜の花ろうそく」
菜の花の菜種油から つくりあげた和ろうそくです。
菜の花畑にわたる風や、ぽかぽかの春の日差し、蜜を求める蜂や蝶の訪れを感じる柔らかな黄色のロウソク。
ロウソクたてと、ロウソク消しをセットにしたので、すぐにお使いいただけます。
和ろうそくの瞬くような炎は、優しく心をほぐしてくれます。
お別れの会のおくり物や、返礼品。
また、訃報が届いた時のお気持ちとしてお送りいただけます。
エピローグサロン「光の庭」通信販売 ろうそく
/shop/products/list.php?category_id=53
癌の闘病などで、頭髪を無くした方に寝るときも被っていられる「タオル帽子」をつくりましょう。
タオルと手ぬぐいでも作れます。
毎週土曜日に開催しているオープンサロンの 第一土曜日と第三土曜日は タオル帽子をつくる日にいたしました。
モチロン、ドレスの見学だけでも大歓迎ですが、お時間がある方はチクチクと作っていただくのも嬉しいです。
(以前、サロンで「タオル帽子をつくる会」をした時の写真です)
この帽子は、欲しい方に差し上げます。
送料をご負担いただければ 送ります。
タオルや手ぬぐいは「光の庭」にもありますが、ご寄付頂けると助かります。
このあたりは、クラウドファンディングを立ち上げましょうか?
お時間のある方。お待ちしています。
この2~3年の内に、山下公園のバラ園がものすごい状態になっています。
氷川丸の前あたり、噴水のあたりにバラが植わっていたな~~と、お弁当を買って向かいました。
いやいや、もうもう、思っていた4倍の面積に、すごい量のバラが満開で咲き誇っています。
バラの香りが漂い、ホントに気持ちいい!!素晴らしすぎで、ビックリしました。
もちろん、入場料などありません。
(この週末はトライアスロンの世界大会があるので、パーテーションがありました)
ガーデナーの方が、咲き誇るシーズンを想像しながら、真冬に枝を刈込み、ツタを誘導して止めていき、準備した結果がこの素晴らしさです。
バラは横浜市の「市の花」。100年以上も前に横浜から上陸したのが日本の最初のバラと言われているようです。
今年は4月に暑い日が続いたので、満開になるのも早いです。
ほんとに、素晴らしい!!
ネットの記事の中に、産経新聞への投稿が紹介されていました。
産経新聞大阪版、夕刊一面で毎日連載中。一般の方から寄せられた600字のエッセー『夕焼けエッセー』
「家族の為にバターを塗る」という行為が、幸せな家庭、家族を愛するご主人を感じさせて、たまらなくなった。
どこの家庭でも、日常の中の景色で必ずある行為が、突然無くなってしまう事。
何気ない事が とても大切だと、教えてもらったエッセイです。
バターを塗る
横浜に住む次男は盆と暮れには毎年家族と一緒に帰省してくれる。
わが家の朝食はパンときまっている。彼の奥さんや二人の娘が朝食を用意し、パンが焼けると息子の出番だ。
彼はホイホイとやってきて真剣な眼差しで家族のためにバターを塗る。
夏の朝の溢れる光や、お正月の匂いのする暖かい台所、さんざめく若い人たちの息吹、そんな光景は私の人生の大切な一コマである。
今朝も私は朝食のトーストにバターを塗っている。
主人と二人でも広すぎた台所は、一人になった今ではもっとだだっぴろい。米寿を過ぎた主人は昨年道路で転倒して右半身をやられ自力では歩けなくなった。体調もすぐれず、いろいろあって先月から近くの介護専門のホームにお世話になっている。
私は“家での介護、もう少しがんばれたのではないか”と反芻しながらバターを塗る。
長男夫婦や介護関係の方々の助けを借りながらここまできたけれど、これが限界と私が入所を決断した。
手厚い介護を受け、穏やかな表情の主人を見るとこれでよかったのだとほっとする半面なんだか泣けてくる。
もう少しなんとかならなかったか、いや無理だったとバターナイフの先がにじんでみえる。そういえば元気だった頃、主人もパンにバターを塗ってくれた。丁寧に、惜しげもなくバターを塗ったパンの仕上がりは絶品だ。
何気ない日常がそこにあった。毎朝、私のすることは変わらないのに思いもよらぬ方向に人生は動いていく。
定まらぬ春の光の中で涙もろくなった私である。
大阪府 80歳
二つ目の大きな特徴は、<袖口がゴムシャーリング仕様>なことです。
通常の袖口ボタンは、どちらかの片手で扱います。ボタンも小さく、指先が器用でないと、とても難しい所作です。
それなので、ゴムにしました。ボタンの開け閉めもなく、するりと手が通ります。
もともとのカフスと同じゆとりのある寸法なので、割烹着のようにゴムが手首にピッタリはしません。普通のブラウスの袖口です。
カフスのようにしっかりとした面積を取るために、5本のゴム糸を縫い付けています。
袖口にきゅっと生地が集まって ちょっと小さなフリルにもなっています。
このゴムの袖口は、ググッとたくし上げれば、スピーディに腕を出すことが出来ます。
水仕事の時や、採血や血圧の計測の時にも ササッとたくし上げられます。
楽袖ブラウス 通信販売
http://rakusode.fashionstore.jp/
美しいブラウスをつくりました。
楽袖ブラウスです。
リウマチの母が自分で脱ぎ着出来るブラウスが 市販のものでは難しく、イロイロと試行錯誤をして、2年の歳月をかけて作りました。
製作の過程でわかったのは、ちょっと身体が大変な人の「洋服」の選択肢は 機能性が優先しスポーツウェアのようなものが当たり前になっていることです。
機能性を追い求めると、美しい洋服が置き去りになる事が良くあります。
このブラウスを製作するときに、まずは、「美しいブラウス」であることが重要でした。洋服として、とても大切なことです。
身体のどこかがちょっと不自由でも、オフィスに仕事にも行きますし、友人とレストランにも行きます。
当たり前の日常生活があるのです。
なので、ササッと着られる美しいブラウス。
それだけで世界ががらりと変わります。
このブラウスの一番の特徴は、大きなアームホールです。腕がするりと通せます。前向きにしか腕が伸ばせなくても着られます。
ドルマンスリーブという名前の袖で、繰り返しファッションの流行に登場するエレガントな袖です。
このゆったりした大きなアームホールは、よく伸びるセーターを着るときのように、肘がするりと通り 手がスッと袖に入ります。
そして、肩からの傾斜が絶妙に美しいシルエットラインを作る型紙は、サンプルを何回も作って最適な角度を見つけました。
この美しい背中は 痩せている人もぽっちゃりしている人も同じです。
モチロン、この上から普通のカーディガンも着られますし、スーツのジャケットも着用できます。
楽袖ブラウス 通信販売
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見出し2のスタイル
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見出し3のスタイル
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